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叱るときのルール

叱る明確な理由をはっきり伝える

叱るときには、必ずしっかりとしたルールを意識しましょう。まず、なぜ叱るのか、明確な理由をはっきり伝えることがもっとも重要です。また、論理的に理由を説明しようとすることで、自分自身が冷静になれることも多いです。誰しも人間ですから、感情的になってしまう時もあるでしょう。しかし、意識してというか言い方は悪いですがパフォーマンスとして感情的に叱っているのか、本当に感情的になってしまって、冷静さを失って叱っているかは雲泥の差があります。感情的に叱るというのは、叱るというよりもただ「怒っている」とも言えるでしょう。そして、その人の人柄を叱って否定するのではなく、相手のした事柄のみを叱ることも大切です。何を叱るべきかを見失わないためにも、叱るべき事柄を事前に書き出しておくことも非常に有効です。

しっかりアドバイスをする

「最近の若者は指示待ち傾向で、言われたことしかできない」というのはよく言われることですし、実際にそう感じる人もいるでしょう。でも、それは良い意味で捉えると、「素直で言われたことはしっかりやる」という特長ともいえるのです。叱るときには冷静になって、この特長を意識しましょう。あなたが叱るのは、相手のことを思い、成長して欲しいという愛情から叱っているはずです。叱るときには、時には「何が悪かったか自分で考えろ!」とあえて突き放すことも効果的と思うかもしれませんが、この突き放しはアルバイト世代にとってはまったく通用しません。では、どうすれば良いのでしょうか?それには「アドバイスしながら叱る」ということです。彼らにしてみれば、「だったらどうすれば良かったのか教えてくれ」というのが彼らの心理です。

必ずフォローする

これはアルバイトを叱るときに限らず、基本中の基本ですが、叱った後のフォローは必ず行ってください。そしてもっと大切なのは、アフターフォローだけではなくその場でフォローをすることです。これが意外と難しいのです。具体的に言うと、「失敗したことを褒める」ということです。これはやはりなかなか難しく、無理やりな感じが出てしまうこともあるでしょう。例えば、前に例を出したアルバイトの権限逸脱の問題。その行為自体は叱らなくてはいけませんが、「でも、君はお客様のことを考えてやってくれたんだよな。そこには感謝しているよ。」などと、相手の人格を認める一言を入れるのです。内容によっては、どうしても無理やりっぽくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、それでもいいのです。フォローをしようとしていることが相手に伝わることだけでも意味はあるのです。

謝ること

最後に大切なのは謝ることです。叱るときにどうしても感情的になってしまい、言いすぎてしまったと反省することもあるはずです。そんなときの行動は極めてシンプルです。ただ謝りましょう。「言いすぎてしまって申し訳ない。」これだけです。こう言うと非常に簡単なのですが、これができない上司が本当に多いのも事実です。最近はテレビなどで色々な謝罪会見を目にすることも多いです。しかし、それらを見ていると、言い訳ばかりで謝罪会見になってないと感じることも多々あります。素直に一言謝ればいいのに…と思ってしまいます。しかしこれは人のふり見てわがふり直せで、上司であるあなたにも同じことが言えます。失敗した部下を叱っておきながら、自分も「冷静に叱ることができなかった」という失敗を謝れないというのはいかがなものでしょうか。